背中を預けるように
でも凍えるばかりに
夜を明かした
体内が、大きさが、体毛が
何もかもが、変わっていく
あれほど寒かったのに
今ではそれがとても心地好い
私は可能性を秘めている
あなたの望む通りの
未来への可能性

(画像は拾い物であります


1 7

私がたとえ
無力さに笑われているとしても
どんなに私が
疲れ果て戦闘不能に近くても

その全てを洗い流します

ここまで共に居てくれて
本当にありがとう
全力をお見せしましょう
確固としたこのキズナ




(画像は拾い物です

1 7

実際のところ、私は
役立つことなど、わずかしかできず
その微々たるものさえ
今となってはあやしいもの

こう、遠くを見ると全てが
意味など持たぬように映る
ちっぽけなもの、それだ
なのに先を見てしまう

誰も、居ることなどないのにね



2 6

おまかせなのだ
アライさんなら、何だって上手く
物事を解決に、導いてあげるのだ

でも
このモヤモヤした気持ちは
気持ちだけは
どうにもならないのだ

苦しいのだ、そんなのおかしいのだ

(アラーイさーん)

ただの幻聴なのだ
泣いてなんて、いないのだ…


2 7

慣れた場所、砂地
照りつける太陽、灼ける空気
いつもと同じように
私はここで生きている

寂とした静けさ
砂の走る音すら、耳に届くものの
変化などあろうはずがない

どうして
どうして私、こんなにも
ひとり佇まないといけないの

ひとりだから
あの子がいないから


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