と言うのが本作の粗筋なんだけど、主人公自身は文字通り「気に病んでいない」一人称私小説スタイルで、自己顕示丸出しの文体をフルスロットルに曝け出し、それは愉快痛快な虚無の味なり。
其処に幼馴染や女友達含めたキャラが彼の過去に報いる為、愛情の懺悔を見せてくる展開なりけり。

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女難の相に巡り続けて「壊れた」主人公、九重雪兎。その初恋は幼馴染である硯川灯凪との誤解により見事な崩壊を遂げた。壊れし最大要因。

「そうだ、分かっていたはずじゃないか。俺は邪魔で不要な存在なのだと」

其処から気に病む事を止めた彼。手遅れな状態のまま、歩み続ける物語。

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【4/25発売】
『俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです』

第1巻の発売を記念して
御堂ユラギ先生の直筆サイン本が当たる
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☑期限☑
2022年5月18日(水)23時59分まで

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https://t.co/a9BWIc596d

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