【出品作家と言葉】“その人が美しく見えりゃええ。美容師が腕をふるうんじゃない”(大道あや)。自伝「へくそ花も花盛り」から。美容師時代のこの哲学は、60歳を過ぎてからの彼女の芸術全部に繋がります。絵描きが腕をふるうのではなく、見た人の心が美しくなるのがええんじゃよ、と🐱#ニャーmini展

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【出品作家と言葉】“編集さん、面白いアイデアも出してくれて二人三脚でいい絵本になりました。”(石黒亜矢子)。本展図録から。「編集さん」はニャー!展でも協力いただいている筒井大介さん。「面白いアイデア」の一つはラップバドルの見開き。読み聞かせたい!気持ちになる場面だYO🐱#ニャーmini展

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【出品作家と言葉】“途中のへなへな感がいい”(きむらよしお)。自作について、本展図録から。作者の絵本は頁をめくるたびヒートアップします。人気の秘密もそこにありますが、単調じゃないんです。フッと力が抜ける瞬間がある。アゲアゲの表現だけじゃない、味わい深い出品作です🐱#ニャーmini展

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【出品作家と言葉】“ま、一日三回は昼寝をします。その合間に仕事をするわけでして……”(馬場のぼる)。松岡享子さんによる「アトリエ訪問」から(『馬場のぼる ねこと漫画と故郷と』所収)。すでに「11ぴき」シリーズも大ヒット、多忙なはずなのにずっとマイペース🐱かっこいい!#ニャーmini展

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【絵本原画ニャー!mini展出品作】きくちちき「しろねこ くろねこ」は、墨を吸って和紙がシワになった質感もすてきな原画です。絵本ではその質感は消えてしまいます。デザイン時に消した蝶々やカエルがしっかり残ってるのも、原画ならでは。作者の手元で生まれた時のまんまの絵です。#ニャーmini展

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【絵本原画ニャー!mini展出品作】馬場のぼる「ぶたたぬききつねねこ」は手描きの水彩です。貴重な猫スケッチも展示しています。作者と猫との出会いは上京したての頃のこと。漫画を描いていたある日、いつの間にか下宿の布団で猫が寝そべってたそうです。馬場さんの世界そのものですね 🐱#ニャーmini展

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【絵本原画ニャー!mini展出品作】石黒亜矢子「ばけねこ ぞろぞろ」は猫がぞろぞろ出てきます。猫の大きさ、色彩も、原画の中で自由自在です。作者は昔、アニメーションを作りたいと語ってたことがありますが、筆によるその流麗な線を見ていると、もうとっくに「動いている」と思えます。#ニャーmini展

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