もし僕らの知らない世界から、
ノアの方舟が脱出してきて、
この世界に来たらどうなるのか?
どんな生き物が乗ってるのか?
そんな気持ちで描き続けています。この舟はその話でとても重要なもの。少女は何代も受け継がれて来た船長のノア。
そのほかにも沢山の生き物がでてきます。

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「月のタコ」

月にいるタコのお爺さん。
こっちのタコとは違ってとても大きくて、地上にいます。
「わしなんぞなんのお役にも立たんのだがね…。」
船長ノアは言いました。
「そんなことはないの。おじいさんには月の面倒を見てほしいの。」

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「クモツクリ」
雲を作りながらノロリノロリと歩きます。背中から水蒸気を出して雲をつくり、あちらの世界では雨の神さまとしてお祭りされていて、大変ありがたい動物。
でもたまに殻に閉じこもると、そこは大雨になるらしい。
大きい物だと15メートル程あるそうで、饒舌に喋ります。

ノアの動物図鑑

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