EXの手の大鉾・グレイブレイザーに、
PJフェニックスの固く握りしめた拳に、
それぞれ集中するFZプラズマの電光――!

「エクシィィィド・断ッッッ!!」
「パワードクラッシャー・パァァァンチッ!!」

敵に、
タワービルに、
それぞれ炸裂する必殺技!

0 2

一同を追ってきたワルダロイド達が格納庫へと押し入ってくる。
「やばい!」
刹那、
「させん!」
再び、ワルダロイド達目がけて"爆"のカードが手裏剣のごとく投げ放たれる。
「うおっ!」
次々と巻き起こる爆発に混乱に陥るワルダロイド達。虎林無音からの援護だ。

0 10

「ここしばらくの艦船消失事件の騒ぎは、この艦に積まれている、お前らが探していた物とやらが目当てか?」
「知る必要はない。お前達も海に沈め」
ゴロウの問いに応じず、三人の元ににじり寄るワルダロイド達。
そこへ、
シュルルルル……、

0 10

ガンマヴァーサルター&ジャンク玩具改造ワルダーメカ ワルダロス・ラフレシアタイプによるブンドド、以上であります。

なお、ラフレシアの花言葉=「夢現(ゆめうつつ)」。

2 17

敵と、再接近で向き合う――そう思った瞬間!

GAGAGAGAGA!!

その二機の間に、割り込むような銃撃が撃ち込まれる!
何事、と思う間もなく、急速に空中より二機の間に着地する影!

「自分たちの敵を、見失うな!」

1 13

「畜生、敵はまだ2体いるってのに!」
「1体は足止めする」
「え?」
………

こちらはマックスベータのほうを追いかけていたギガンターだったが、飛来したミス・バトラー駆るジェッター、D-キャリバーO.Pによって手痛い手傷を負わされていた。

0 7

頭部から噴き上がる火柱と、その体躯に一直線に振り下ろされる電光石火の斬撃。
ウォォォォォォォ……!
もはや、トレギアの物なのか、それともグリムドの物なのかも判らない断末魔の叫びが響いた。
爆裂。
消滅するグリムド――。
………

(――そういえば)

0 2

もはや、そんな見せかけの邪神が、二大ヒーローに敵う道理はない!
「サンダークラッシュキャリバー!」
バトルスグリッドマンが必殺の大剣を抜く。大きく飛翔するバトルスグリッドマン――!

0 3

バトルハンガーに懸架されたアシストウェポン群が、文字通り鎧となってグリッドマンを覆い包み込んでいく。
最後にヘッドギアが装着され、そこに現れる、赤い翼の黒鉄(くろがね)の巨神――!

0 2

「よし、我々も行くぞ!」
「行こうグリッドマン! ――アクセスコード・バトルスグリッドマン!!」
バトルハンガーを駆るシンジが、キーボードにアクセスコードを打ち込む!

0 2

「パワードジャック・レェェェーーーーッド!!」

苦悶する怪獣の前に立ち塞がる、真紅の鋼兵!

0 2

自分が黒く染めたはずの世界が、瞬く間に再び光に塗り替えられてしまったのだ。
「判らないのか、グリムド」告げるグリッドマン「マイナスエネルギーが嫌悪や破滅の情動というなら、好きという情動は、好きなものを――輝いているそれを見ていたいという願いだ」

0 1

「これは……」ランドマスターのおかげで取り戻したエネルギーとともに、不思議な力が沸き上がるのを感じるグリッドマン。「ミチコたちの歌と……そして、その歌に返されているみんなの言葉が……自分は、これが好きだという言葉が……こんなにも暖かい」

0 2

「私ですら越えられなかった"境界"を……たかが、機械に身体を置き替えただけの人間が越えたというのか……?」
一方、エネルギーを回復させ立ち上がり、再びクラティオンアーマーを身に纏うグリッドマン。これで反撃の準備は出来た。

『済まない、私が出来るのはここまでだ』

0 3

「私は待った。君たちの世界、ハイパーワールドの付近にて、君の同胞が"境界"を越え新たな宇宙に飛び立つ時を」嘲笑じみた口調。「そして……この星の時間で20年ほど前。ひとりのハイパーエージェントがこの、ワルダーという勢力が侵略戦争を仕掛けているこの"TTの宇宙"に現れた」

0 3

次回予告

最強の怪獣グリムドによって闇に囚われたアカネとグリッドマン!
残された子供達とダイアクロンによる、決死の救出作戦が始まる!
立ち上がれグリッドマン! この世界に、希望の光をもたらすために……!
次回、『さらば! 夢のヒーロー』にアクセスフラッシュ!

1 7

刀身に迸る、1000万度の高熱と1億ボルトの超高電圧!
「ライトニング・サンダーボルトッ!!」
横薙ぎに振るわれる超必殺剣――!
三匹まとめて、一撃で爆散する怪獣軍団。
………

「嘘……負けちゃった……なんで」
万全のはずだった罠、それにもかかわらず喫した敗北。

0 3

『グリッドマンが君たちのジャンクから出動するとき、ネット回線を次元直結して構築するバイパスであるパサルート――その怪獣側のパサルートを逆に辿ることが出来た』
「え? え?」
よく意味の判らない言葉の羅列に混乱する。
「あの怪獣共の出現元――敵の潜伏先が判った」

0 3

複数の敵を相手にするなら、まずは一匹ずつ倒していくしかない。
「グリッドライトセイバー!」
光の刃を放ち、目前に倒れた怪獣にとどめを刺そうとする。
だが、
バリリッ!
「ぐぁッ!」
新たな電撃が、もう一匹の怪獣のほうじゃない、あさっての方向からグリッドマンを苛んだ!

0 3

「私とデートするより、アイドルのライブのほうがいいって言うなら、そんなライブぶっ壊してやる――」
静かな怒りを込めてつぶやく。
その時、コンピューターワールド内の空間の一角に閃光が迸った。姿を現す、鋼の鎧の巨人……!
………

「アクセスコードは、GRIDMAN!」

0 6