この、連邦艦隊再編の「ビンソン計画」。
単純な「戦艦いっぱい作るよ!」だけでなく、それをどのように宇宙まで持っていくかの兵站まで含めた大胆な作戦は、間違いなくティアンムの手柄なのだが、それも連邦という膨大な資源と人口を持つ陣営だからこその強みを最大限に活かしたものといえよう。

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マゼラン改級戦艦日向。ルウム敗退後、連邦軍はビンソン計画に基づき、比較的損害軽微な艦艇の急遽改修を実施する。結果、本艦はMS8機とボール6機を搭載・運用可能な艦に生まれ変わった。船殻構造をMS運用に利用するこの設計思想は、後のラー・カイラム級戦艦に受け継がれていく。

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ただしビンソン計画で建造された宇宙艦艇にはMS運用能力がなく、頭数合わせの旧態依然とした艦艇でした。そのため甲板にMSを直接固定して運搬するなど、半ば強引な処置が取れれたとの記録が残っています。

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