敵も異形、我が身も異形。
おぞましい形をとる戦争の中で、少年少女の青い選択が眩しい。特に裾花口石舟ペア、尊い。
愛を戦争に利用する、倫理的に危ういですが、歴史的な実績は確かにある方法なのですよね。鶴見中尉とか。
打ち切りにならないでくれ~。

1 11

一巻棚からいくつか抜粋して一言感想


料理に向き合う二人の感情が見ていて楽しい

秒速で繋がる少女漫画いいよね

単なる問題提起に留まらない魅力よ

ちょっと変な先輩、読めないからこそ引き込まれる

1 25



これは人間讃歌なのか?
死と腐敗の匂いの中で、コントラストの際立つ人の熱。信仰と対立しながら人から人へと伝播していくそれは、信仰であり、生き方であり、普遍的な呪いでもある。
物語の主人公は、地動説だけはなさそうです。

1 20



保守的な田舎町を舞台に繰り広げられる闘争が、権利を持つものと持たざるものの境界を今まで定義づけていた法と倫理を揺るがす。
特にスゴいなと思っているのは、ラスボス的な敵キャラが"黒人"であることです。
この漫画がアメリカ社会にどう受け止められるのか見てみたい。

1 20



学校生活の中で降りかかる不運や理不尽、それに不器用ながらも抵抗していくキャラ達が愛おしい。
まゆりちゃんの弁当を掻き込む表情にやられました。
声にならない叫び、みたいな表現が強いなぁ。

恋愛要素が絡まなくても全然面白いです。
むしろそこがいい。

1 23



なんか…もう…すごい…。
まだ恋すらもよく分かっていない山中君が、諏訪さんの表情に振り回されているのが初々しすぎる…。
作者さんは多分、脳内に精巧な小学7年生男子を飼ってるでしょ。

身長差を感じさせる表紙も素敵。

5 25



イヴくんが眩しい…。
何より美紅の意思を尊重してくれている姿が優しくて好き。
でもメイクに対する認識の男女差が現実にあるのもまた事実で、そこのところが生々しいですね。
はるくんは流石に怖すぎますけど!

1 21



うー、キッツい…。
今のところ特に斎藤君の失言が…。
でもその源泉となっている毒めいた感情は人間誰しも持ちえるもので、こちらももついつい内省させられてしまう。
小川さんもずいぶん劣等感を拗らせていて、ちょっとお話がどう転ぶのか分からない。2巻も買うぞ。

1 24