「うむ、デザインを頼む際には椛の葉を意匠として入れてくれと頼んだ。何か問題があるか?」
褌に関しては詳しくないのでデザインを任せたが、ナチュラルに惚気るこいつは只者ではない。
国王はそう思った。

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「これは女子用ではないのか?そうではない?ほほぉ、儂のようなすりっと族用という事か?いやいや、それ以外もオツではないか?先端だけ隠れるというのもなかなか味が……」
企画した国王によると、マジで穿いてくれるのがいるとは思わなかった、との事である。

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「ヌフフ、どうだこの下着は……吾輩の好みをふんだんに取り込んだ、吾輩専用の下着よ……気に入ったか?」
王は得意げにそういうと、寝そべる君の体へと跨ってくる。滑らかで柔らかいその布地が鼻先に触れようとしたとき、横合いから巨体のドロップキックが炸裂した。

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