これは望んだ姿だった。
それでもいつも、
いつも、いつも、いつも、
ポットの中身は空のまま。
彼、或いは彼女だったものは、満たされない中身をいつだって紙切れに描かれた表情でごまかす。
手の平さえあったなら、
お茶を淹れる事くらいなら出来たのに。

0 2

言われたら描くしか無いだろ…

0 0