十二話目

長老はポンスに語りかけた

👴🏼
『月に憧れてるようだが
月にはなれんのじゃよ
ポンスはポンス
自分は輝いていないと責めている
ポンス、自信を持つんじゃよ!
ポンスには応援してくれてる仲間がいるじゃないか!』
ポンスは振り返りました

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十一話目

種を蒔き続けていた様子を
見ていた長老
心配そうに話かけました

👴『頑張り過ぎてはいけないよ
どうしてそんなに頑張るんじゃ?
ワシによかったら教えておくれ』

ポンスは、なぜお月さんになりたいのかを長老に打ち明けた


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十話目

種をまき続けるポンス

その最中も
何もできていない自分へのやるせなさや不安が彼を襲った

何も変わらない自分に腹立つことも

それに打ち勝とうと
ひたすら種をまき続けました

しかし
ついにポンスは
疲労で倒れてしまったのです



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九話目

月とあまりに違う自分に対して
やるせなさを感じ
涙を流すポンス
思いがあふれ出しました

🐢僕は月になりたい!
あの綺麗にきらめく明るい月のように…
今やっていることは間違ってるのかな…無駄なのかな…

自分自身に問いました



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六話目

どこか先を急いでいるポンス

がむしゃらに自分の思うがまま
お月さんになろうと木の種を
植えていた

木は早く成長しないと
わかってはいても
月になる為
木を育てていた

ある時
年老いた亀が心配そうに
ポンスを眺めていた



 

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四話目

ポンスは考えた。

『お月さんになるには、
空に行かないとな…
木を育てて大木にしよう!
そうすれば、
天まで届いて登っていける!』

希望を胸に
木の種を土に植えるポンスであった。




 

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三話目
『お月さんは黄色いから
まず身体を黄色くしないとな』
そう考えたポンスは、
黄色い花をとにかく沢山食べてみました。
しかし色が変わる事はなく顔が変わり体調を崩してしまいました。

あちゃ〜



 

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二話目

ポンスは
どうすればお月さんになれるのか考えた。
『お月さんは黄色くて、輝いていて空に浮かんでるな…』
『よし!まずは試しにやってみよう!』

ポンスの挑戦が始まった。




 

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ポンスとお月さんという物語を考え中。 
そこに登場する、すっぽんのポンス

一話目

月に憧れるポンス
叶わぬ夢と落胆する
満月のようなまん丸な甲羅、
綺麗輝くお月さんとは、
全く違う姿。
どうしたら、お月さんになれるのだろう…


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