紀州の道成寺にまつわる、安珍と清姫の物語。恋に狂う清姫は、大蛇に姿を変えて旅の僧・安珍を追います。安珍は道成寺の釣鐘の中に隠れますが、清姫は釣鐘に巻き付き、安珍を焼き殺します。道成寺のお土産には、釣鐘まんじゅうが人気です。

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安倍晴明は平安時代に活躍した陰陽師。数多くのフィクション作品に登場していますが、たいてい美男子として描かれていますね。実際には陰陽師として有名になったのは40歳を過ぎてからなので、おっさんの姿の方が正しいのではないかと思います。

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北欧神話より、世界蛇ヨルムンガンド。神ロキと巨人アングルボザの間に生まれた3匹の魔獣の1匹。人間の住む世界ミッドガルドを一周する形で海底に横たわり、自分の尾を咥えています。なんともスケールの大きな魔獣です。

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世界各地の神話や伝説の登場キャラをネットで調べようとすると、ゲームキャラばかり表示されてなかなか原典にたどり着けない、ということがよくあります。マルコシアスなんかも悪魔の中ではマイナーな方だと思うのですが、複数のゲームに登場してますね。

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中世の人々にとって感染症の正体は謎でしたが、ハエやネズミ・コウモリ等の小動物が疫病を媒介することは経験的に知られていました。吸血鬼がこれらの生物を使役するのも、ペストをはじめとする疫病の流行と関連していると考えられています。

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いろんなゲームでおなじみのゴーレム。もとはユダヤ教に伝わる自動人形です。製造後は勝手に巨大化していくので、放置しておくと手のつけようがなくなって困ることもあるようです。意外と扱いが難しいですね。

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アジ・ダハーカは、ゾロアスター教で語られる3つの頭を持つ巨大な竜。悪神アンラ・マンユによって生み出され、千の魔法を駆使して世界のすべてを破壊し尽くすとされます。ゲームや漫画に登場するときは、たいていラスボスクラスの扱いをされています。

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ジャック・ザ・リッパーこと切り裂きジャック。19世紀末ロンドンに実在した連続殺人鬼で、少なくとも5人の娼婦が被害に遭っています。正体は今もって不明ですが、古今東西さまざまなフィクションに登場しており、広くその名が知られています。

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フォルネウスはソロモン72柱に属し、海の怪物の姿をとるとされます。怪物っぽい外見のわりに、得意分野は言語学で、ネーミングセンスに優れています。明確な姿は不明なので、ここでは独自解釈で赤ちゃんドラゴンとしてます。

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エジプト神話より、フンコロガシの神ケプリ。糞球を転がす様子が太陽の運行を表すとされ、太陽神ラーと同格とされる、非常に格の高い神です。フンコロガシは肥料となる糞を農地に埋めてくれるので、人の暮らしに役立つ益虫なのです。

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魔王サタンと同格の悪魔の首領とされるベルゼブブ。「七つの大罪」のうち「暴食」を司っています。疫病を媒介するハエは、昔の人にとって、リアルに恐ろしい悪魔だったのでしょう。

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北欧神話最強の戦士、雷神トール。ミョルニルというハンマーで巨人と戦いを繰り広げます。マーベルコミックの『マイティ・ソー』でも活躍してます。

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ソロモン72柱の1人、シトリーは恋愛の望みを叶えてくれる悪魔です。召喚者が望む相手を呼び出し、「どんな秘密もあらわにさせる」「その場で衣服を脱がせる」ということができるとか。なんともやることが即物的ですね。

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第1回は、マルコシアスの自己紹介です。悪魔のわりには真面目な性格で、人間と契約するときは、とても誠実な態度をとるそうです。
ゆるーい感じで、平日お昼に1本ペースでアップしていく予定です。

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魔界の獣マルコシアスを主役に、四コマ漫画を描いてみました。明日から、ゆるゆるアップしていきます。

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