NO.4「松永久秀」

大和国の戦国大名。三好氏家臣。
三好長慶に見出された後、政治面で頭角を現し三好家の全盛期を支えた。趣味は茶器の収集。
長慶没後は三好家の内乱の末に織田信長に臣従した。
後に反旗を翻すが討伐され、信貴山城で自害。
なお爆死は後世の創作である。

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NO.3「十河一存」

三好長慶の四弟。讃岐の十河氏の家督を継ぎ、主家を武の面で支えた。猛将として知られ、その戦いぶりから「鬼十河」の異名で恐れられた。
実用面から月代を剃った独特な髪型をしていたが、後にこれが「十河額」として江戸時代に伝わり流行したと言われる。

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NO.2「三好長慶」

織田信長に先駆けて京周辺を制し、室町幕府の実権を握った戦国大名。
自らの知勇に加え、兄弟の連携と有能な家臣団の力を背景に畿内から四国にかけて一大勢力を築き「日本の副王」と称された。
また、連歌や茶にも通じ当代屈指の教養人であった。

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NO.1「足利義輝」

室町幕府第十三代将軍。
各地の大名と積極的に外交し、幕府の権威回復に奔走した。
剣豪・塚原卜伝から剣術を学び、武勇に優れていた逸話を持つ。
最後の戦いとなった永禄の変でも持ち前の剣術で大いに奮戦したが、衆寡敵せず戦場に散った。

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