著者のミミズに対する愛情がじんわり染みる良本。人の美的感覚からすると気持ち悪いのは否定できないけれど、この本を読むとひ弱で一途で勤勉なこのいきものに愛着を持たずにはいられない。小さな命を愛でられる人は、何に対しても優しくなれるはずだ。

1 5