あのとき、大きな珈琲のカップは想定外だったけど、君が二人の思い出を飲み干すつもりでいたのなら。

『最後に、カフェで』

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独り歩きの春にも もう慣れた
慣れたくない事ばかりが増える日々



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見慣れた助手席の見知らぬ影
ここでずっと見送ってあげる
もう二度と見えなくなるまで


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どう咲けば あの子みたいに 綺麗と言ってもらえたの



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昔の恋歌にしんみりするなんて、
そんなガラじゃなかったのに。
一体誰のせいかしら。ね。


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一口の珈琲に溺れる。
貴方のそんな一言で。

簡単にふらつくほど、
私も弱くなったわね。




お題 
https://t.co/0KXEqqCtsb

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空が私と一緒に泣いている。鉛色の雲から涙を流して、黒い傘に滴を弾いて、あの日彼からもらった白いスニーカーに染み込んで、私の涙と一緒になって。


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好きな物を頬張る時には黙ってしまう君。
そうじゃない時にも黙るようになったのを見逃してしまったことが、今はとても悔しい。



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