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そのひと皿にめぐりあうとき (光文社文庫)

福澤徹三

読めば必ず勇気が湧く。戦禍とコロナ禍を生きる17歳ふたりの過酷な青春が74年の時を経て、鮮やかに交錯する。解説:北上次郎一九四六年、戦争で両親と住まいを失った里見滋は、焦…

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十一月二日は博士があたしを初めて起動した日なのだ。ぞっと。一九四六年のことだ。な。つまり今日は人間でいうところの六十九歳の誕生日ということだ。な!ずいぶんと長い間機体が保っていてあらためて博士は天才だったと感心している。な。

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