潜水艦 伊168

1933年進水、当時の潜水艦としては古参
そのため潜行速度は他艦にかなり劣る

ミッドウェー海戦では、飛龍の反撃を受け大破したヨークタウンにとどめを刺し、僚艦のハムマン共々撃沈
1943年、ビスマルク諸島近くで米潜水艦 スキャンプと交戦し沈没

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重巡洋艦 愛宕

高雄型2番艦
完成が前後したため、同型を『愛宕型』と呼ぶこともある

ミッドウェー海戦、南太平洋海戦、第三次ソロモン海戦、マリアナ沖海戦などに第二艦隊旗艦として参加
ホーネット撃沈にも貢献した

1944年、レイテ沖海戦で米潜水艦の雷撃により沈没

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軽巡洋艦 エディンバラ

エディンバラ級1番艦
主に船団護衛、対潜哨戒、ドイツの通商破壊艦捜索に従事
ビスマルク追撃にも参加していたが、推定された位置に敵は現れなかった

1942年、Uボートの雷撃で航行不能に
その後の独駆逐艦との戦闘で被害が拡大し、雷撃処分された

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空母 加賀

長門型に続く戦艦として起工・進水したが、紆余曲折あった末に空母として就役

鳳翔・龍驤・赤城と共に機動部隊最初期の中心戦力であり、1935年の改装後には日本最大級の空母となった
真珠湾攻撃後は太平洋南方での作戦に参加
42年、ミッドウェー海戦で沈没

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戦艦 比叡

金剛型2番艦
以降の同型は、純イギリス製の金剛とその設計図を基に日本で建造された

軍縮条約に伴い練習艦となり、後に天皇の御召艦となった
長門と並び民衆にも親しまれたという
第二次大戦では高速戦艦として活動するも、米軍の航空攻撃を受け大破、自沈した

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駆逐艦 ル・マラン

ル・ファンタスク級3番艦
艦名は「悪意」の意
テリブルの45ノットには及ばないが、こちらも42.3ノットを記録している

枢軸側、連合側の両軍で戦い、損傷も多い
テリブルと衝突した際には艦首15mを喪失
それでも大戦を生き残り、1964年まで活動している

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空母 瑞鳳

瑞鳳型1番艦
空母への改装を前提に、給油艦として造られた小型空母

後方支援が主だったが、ミッドウェーで主力空母4隻が沈んだため、最前線に配備される
以降、南太平洋海戦、マリアナ沖海戦他、輸送任務などに従事
エンガノ岬沖海戦で米軍機の攻撃により沈没

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