# 晩夏 笑顔の日 きものの日 ことばの日 中原淳一 贈りもの ひな祭り

[中原淳一のことば] たもとの長いのは何か緊張を欠くし、それに不経済だから必要はないと、戦争中は袖丈を一尺(38cm)ときめられ、長い袖は贅沢だというので元禄袖にさせられた。
いかにも合理的な話のように見えるが、その実これは実情をしらないお役所仕事である。

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2023-04-07

[中原淳一のことば] 三月の卒業の時が来て、親しい、なつかしい人たちが去って行く頃になりました。たとえどんな小さな物でも、まごころこめてお互いに贈りあったら、後になって、どんなに美しい、いだきしめたい思い出となって帰ってくるか知れません。

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2022-03-24

[中原淳一のことば] 私には×××色は似合わないのーなんて、あまり着てみもしないうちからそうきめてしまうのはやめましょう。
自分に全く似合わない様な色は、着てみたいとは思わない場合が多いものです。

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2022-02-25

[中原淳一のことば] 三月。花の季節になりました。さア、花のように美しく、このすばらしい季節を過しましょう。重いオーヴアや冬のドレスは昨日のもの。身もこころも新鮮に、この春の衣装計画をたてて、早速春へのころもがえをして下さい。

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2021-03-05

[中原淳一のことば] これは赤と黒とで統一したものですが、これが、ほかの色があっちこっちに入りまぢっていたら、いえ、あっちこちとまでいわなくても、どこか一ヶ所だけでも、無計画に、黄色とか茶色とか、別の色が入っていたら、異なった印象になってしまいます。
色は大切につかいましょう。

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2021-01-22

[中原淳一のことば] 微妙な季節の移り変りをみせる晩夏は、地厚木綿のたのしめる季節である。 逝く夏の名残をおしみながら、秋の支度に衣更えする、美しい晩夏のためにー

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2020-08-25

ものみな芽ぶくこの頃はくだもの屋さんや八百屋さんの店先にも冬にはなかった、みずみずしさがあふれます。
小さくとも食卓の上で、きっと春をうたうでしょう。
真白い御飯に若草色の小さな水玉模様の豆御飯にやはりこの季節には一度は味わいたいものの一つです。

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2020-04-08

[中原淳一のことば] お友達からかりていた本やごちゃごちゃに入っていたひきだしの中など、まさかあなたは、そのままにはしていないでしょうネ。
今まで着ていたドレスも、そのままにはしておかないで、いたんだところがあったらちゃんと手入をするのは勿論ですが…https://t.co/uLt2pIidaU

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2020-01-28

[中原淳一のことば] エチケットにしばられるのは不愉快なことだとお思いになる方もあるかもしれませんが、エチケットというものは、ほんとは皆が愉快に暮すために生れたものです。

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2019-07-30

[中原淳一のことば] 重いオーバーを脱いだだけでドレスはそのままで春を過さなければならないのならば、白い靴を出してはきましょう。白い靴は夏のものだと云う考えはやめて、春のアクセサリーとして考えて下さい。https://t.co/XF4jK6gqSD

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2019-02-28

[中原淳一のことば] 貴女が本当に人から愛されるのは、美しく粧った顔や、美しい服装ではなくて、貴女のたゆまない明るい表情と飾らない素直な心が、相手の胸を打った時だと思います。#中原淳一のことば

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2019-02-14

[中原淳一のことば] 美しい少女が、きどってすましているのよりも、そんなに美しくなくても、明るく微笑んでいる少女の方が、私はずっと気持ちよく、美しく感じられます。また、毎日の生活をしてゆくうえには、そうでなければならないでしょう。#中原淳一のことば

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2019-02-05

[中原淳一のことば] きものは日本人のために、日本人のいろいろな条件に合わせて、長い間ためして、日本人が美しく見えるように出来上がったものなのだから、やっぱり日本人は、きものを着るべきだなとつくづく思うのです。#きものの日

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2018-11-15

[中原淳一のことば]もしあなたがとても楽しいネグリジェを着て、楽しい夢をむすぶことを知ったら、もう古びたゆかたなど着てはいたくなくなると思います。昼間はせっかくステキなあなたが、夜ねむる時には、全くがっかりする様なものを着ているではこまります。#中原淳一のことば

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2018-08-27

[中原淳一のことば] 私たちが毎日耳にする言葉の一つ一つが、みんなの気持ちを明るくする様な、いたわりや思いやりのある、温かい心から出た言葉ばかりであったら、どんなにすがすがしい毎日が送れるだろう…とは思いませんか。#ことばの日

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2018-05-18

[中原淳一のことば] あんなにこころよかった夏の木綿の布地が、使い古した商店の包み紙のような味気ないものに見えて、ウールの肌触りが懐かしい故郷の物語を聞くようなこころよさである。illustration by

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2017-10-19

[中原淳一のことば] しかし贈りものというものは、温かい心のあらわれであってほしい。それは人と人との愛情をつなぐようなものだ。
この場合、愛情といってもそれは恋人を意味するのではなくて、人と人との心の触れあいを意味している。

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2017-03-14

[中原淳一のことば] ー女らしいーと云う事は、めそめそしたり、はにかみ過ぎたり、すぐ泣いたりする事ではありません。本当にー女らしいーのは、男の人ではとても持てない、女の人だけに持つ事の出来る、美しい心を持つ事だと云う事を知っていましょう。

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2017-03-03

[中原淳一のことば]　思い出の豊富なことが、どんなにあなたの生活を豊かにし、楽しいものにすることでしょう。それはあなたが、その時代を、真剣に、注意深く生活した賜物です。

illu… https://t.co/sozutYjwBi

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2016-04-29

[中原淳一のことば]　ピクニックやハイキングに行って、たくさん摘んできたれんげの花をいっぱいまとめて丸い形の花束に作り、花と同じ色のれんげ色のリボンで結んで、親しいお友だちへ　あなたピクニックの想い出を一緒に楽しんでもらえるように—

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2015-04-18