六本腕の店員から、好物について訊かれる
手にしているのは"食べたいと思う物の味がする飴"らしい

それなら、そうだな
麒麟肉を食べてみたい

隣のラミアが"ジンカン肉"の芳しさについて語るのを聴きながら、飴を口にする

なるほど、これが麒麟の味か
口内に柘榴の香りが広がる


RP

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