午後四時、エナジードリンクを飲む。炭酸の泡のはじける音、ぶどうの香料。ゴムひものようにのばしすぎたインターバルはもはや人生を束ねるにはゆるすぎて、室温は適切、午後四時、エナジードリンクをすべてこぼす。 ……



詩:渡辺八畳 
絵:河野あさみ 

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怠けることを覚えてしまったから
苔のむすまで寝て遊び
なにか間違ってしまったことを少し感じつつも
真っ当に生きる隙をつかめず
ゆれる雑草を見て一日つぶし
すべすべした石をさわって二日つぶし
座り
時に立ち …




詩 渡辺八畳
絵 河野あさみ

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芯だけが残ったりんご
それさえも輝かせる人に
なれるのはほんの一握りだ
ネオン管のぼやけた発光に
癒されたいがために
この世界は夜を産んだ
少し傾きながらも
ただただ歩いていくしかない
埃を舞い上がらせるしかない


詩 渡辺八畳
絵 河野あさみ

4 9

土を練っていた時から、
連綿とDNAは続き、土は鉄へと変わって、手は機械へと変わって、
それでも、
お気に入りのぬいぐるみ、
のように、
持ち続けてきたものが、
首を絞めてくる。
笑っている。
完全に余裕だ。
優越だ。



詩 渡辺八畳
絵 カワノアサミ

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亀は茂を食って生きています

めくるめく輪廻は児童のように無邪気で非情

どこでも道になれる



詩 渡辺八畳
絵 河野麻実

久々の合作。

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詩人の渡辺八畳 とコラボドローイングしています。
過去作は、タグ をご覧ください。

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最近 が出来てない!!!
過去の載せてみる。

詩人の渡辺八畳 と合作しています。

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にはかなり熱入れててTARO賞も八畳とタッグ組んでやるから、もっと話題になって欲しさある。

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詩人の渡辺八畳 と詩×ドローイングのコラボをしています。ほぼ毎日更新。

タグ見てみて下さい。

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かつて風がここに通りました
今はその跡にだけ触れられます

指紋の一つ一つに添って
過ぎ去った先を伝えます



詩 渡辺八畳
絵 河野麻実

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不安だよね。

でも足跡は天に続いているよ。

よく見てみ。

薄く光っているよ。



詩 渡辺八畳
絵 河野麻実

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具現したやさしさが
ところどころ破れていて
地平線を得るには
手を入れるしかない
焼け爛れるだろう

詩 渡辺八畳
絵 河野麻実

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見られている。

溶けた胎児

毅然としていて
並んでいて。



詩 渡辺八畳
絵 河野麻実

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時すさぶ
どこまでも繋がる壁と
それを無視する木立

義手を
転がす

詩 渡辺八畳
絵 河野麻実

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詩をドローイングに挿入しました。
明後日からのHanabi展に出します!!

詩:渡辺八畳
絵:河野麻実

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