名探偵
「ミズ・エルトとボイジャー殿が正式に契約を結び
 再臨によって記憶を修復する……それも一つの手段だ」 

0 0

「ーーエルトちゃん、君はどうして前に進むんだい?」

0 0

「そんな時は休んでもいい」

「だから立ち止まってもいいんだ」

「立ち止まっちゃいけない理由は
 何処にもないんだ。それなのに……」

0 0

「だから彼らの言葉に立ち止まる理由は無い
それでも、彼らの言葉に立ち止まってしまうのならば」

「それは君が、ずっと覚えていて、
ずっと悲しんでくれた証拠なんだと思う」

0 0

「そう、ここにある言葉はすべて
君が持ち得る知識が織り成す自動応答だ」

「彼ら自身の言葉ではない。
ボクの言葉が聞こえるのもそれが理由だ」 

0 0

「ーーやあ、君が患者だね」

なにか、まちがっているんだろうか 

0 0

メルト
「単発から常時散布に切り替えたというの!?」

『その位出来て当たり前でしょう?』

『私はあなたと違って、十全なる存在』

『機神の躯体を維持した我らにとって、この程度造作もない』

0 0

マルタ様
「『マルタさん』ね
そう呼ばれるの、召喚されてからは初めてかもね」
マルタ様
「あの子達は安寧を導くものを必要としていない
私も、英霊の一人位しか思ってないのでしょう」

0 0