『⠀222枚目』

( ・∇・)無題(リメイク)

今年は三上優奈(みかみ ゆうな)

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スッ……
優奈さんに捧げたヘッダーこちらですね懐かしいな。このツイートも後々見れなくなるの悲しいけど!支部で追うからね!あと合同誌出そうね!またご飯も行こうね!
1枚イラストをssに〜で書いてくれたベトナム🔥🎴ぜったい紙にしてもらうんだから😭
https://t.co/3R3rAhaqOW https://t.co/nXqfYC245D

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先月になりますがskeb納品しました!優奈くんの爽やかかわいさにポニテとセーラー服はゼッタイかわいい!と意気込んで描かせて頂きました🌻ありがとうございました!
https://t.co/rFgiKswyEJ より

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優奈「それでは、ごゆっくりどうぞ」

優奈が本郷の前に伝票を置き、一礼してその場を下がる。

ライト「ああ、そうだ」

ライトがペルシュのカフェと筐体ブースを繋ぐ通路を指差す。

「あの通路の途中に、オープンスペースに出る所がある。桜の木が丁度満開だから、花見をするのも良いだろう」

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ライト「そろそろ頃合いだろうか」

優奈「お待たせしました。食後の団子と緑茶になります」

優奈が団子と緑茶の乗ったトレーを持ってきて、本郷とマインの前に置く。

「ご注文は以上でお揃いでしょうか?」

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優奈「みたらし団子がお一つ、苺大福がお一つ、コーヒーがお一つ。承りました、少々お待ち下さい」

ナナイロの皆から注文を受けた優奈が、厨房に向かう。

勇矢「それでは…筐体ブースの予約を4人分、土曜に入れておきますね」

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優奈「はい。お団子の方も、頃合いを見てお持ちします。ごゆっくりどうぞ」

優奈が一礼し、別の席へと向かっていく。

ゼノ「私はそろそろサーバーに戻ろうかなー。またねー、マインちゃん」

マインに向けて手を振るゼノの姿が、ホログラムの様に消える。

ルビー「一体何をしに来たのやら」

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優奈「かしこまりました、少々お待ち下さい」

マインの分の茶碗を下げ、厨房に引っ込む優奈。程なくして、茶碗8分目まで盛られたご飯を持ってくる。

「お待たせしました。ご飯のおかわり、どうぞ」

ルビー「程々にしないと、団子が入らなくなりますよ?一応、団子はお持ち帰りも出来ますがね」

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勇矢「またのご来店をお待ちしております」

優奈「ありがとうございました!」

シホとマスターに一礼した勇矢達が、二人と一匹を見送る。

勇矢「さて…それでは、我々もお見舞いの準備をしましょうか」

優奈「はいっ」

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有理沙「(話は聞かせてもらった!)」

優奈「ふわあぁっ!?」

アミクス〈話の内容的に、有理沙博士も十中八九呼び出す事になるだろうと思って。通信回線を繋いでおいたのよ〉

勇矢「あの、義姉さん…?今日は望くんと勇奈さんの検査をしていたのでは?」

有理沙「(うむ!二人とも異常無しだ!)」

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勇矢「(ほほう…大胆な提案をしてきましたね)」

優奈「………(無言で事の成り行きを見守っている)」

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勇矢「そして、自らを養う為に命を頂くからこそ、人は”頂きます”…と感謝を伝えるのです」

ゼノ「そうなんだー…」

ルビー「(…果たして、ゼノはどの程度事の本質を理解しているのか、いないのか…)」

優奈「あ、ご飯のおかわりは如何なさいますか?」

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勇矢「ええ、是非とも」

優奈「お会計ですね。お団子が二つと苺大福で1470円、お茶漬けは480円になります」

ライト「また来ると良い。たまには、自由に飛びたくなる時もあるだろう(ジークを見ながら)」

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優奈「(無口で食べ進めてる…)」

勇矢「(ふむ…あの様子、気に入って頂けた様ですね)」

ルビー「(社長の周りだけ空気が違う…。一般人よりも所作はしっかりされてますし、当然でしょうか)」

各々が無言で竹の子おにぎりセットを食べ進めるゼノンを一瞥し、特に口を挟む事無く仕事をこなす。

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優奈「お待たせしました、竹の子おにぎりセットになります」

優奈が、ゼノンの前に幾つかの皿が乗ったトレーを静かに置く。

勇矢「(さて、どんな反応を返して下さるでしょうか…)」

優奈「それでは、ごゆっくりどうぞ」

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勇矢「仏教には、ことさらに他の命を奪う事をよしとしない不殺生の戒律があります。肉を入れないのはその為ですね」

「後、お坊様の頭は剃っているだけですよ?」

優奈「ふわぁ…和食って、奥が深いんですね…」

ルビー「食の歴史は、人の営みそのものですからね」

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優奈「…どうなの?アミクス」

アミクス〈ミロク因子についての知識は、そこまで理解が及んでいないのだけど〉

〈イレギュライザー…厳密には、”オリジン”のそれに近い能力の発現過程を経ていると推測する〉

勇矢「…これは、専門家の意見も仰ぐべきでしょうね。現状では、推測の域を出ません」

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優奈「吸血鬼…!?」

勇矢「(大鳥警部が感じていた、千菊さんが持つ強さへの違和感…これが、その正体ですか)」

アミクス〈成る程、確かにオカルトとしか言いようが無いわね〉

〈ところで…「羅刹天事件」で羅刹天が使用した”黒炎”。あれは千菊さんの力だとゼクロス先生は言っていたけど、本当?〉

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優奈「…っ!?」

有り得ない光景に、優奈達が息を呑む。
当然である。千菊の手に大きく拡がった筈の切創が、痕も残さず消え去っていたのだから。

勇矢「傷が、一瞬で塞がった…!?手の甲全体に拡がる傷だったはずですが…」

アミクス「イレギュライザーの力…ではないわね。身体的要因によるものか」

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