孤高の人。

そこから道は二つに分かれていた。
この言葉に導かれるままに加藤文太郎の人生を描いた坂本眞一先生は天才だ。

擬音は全くないが、頭の中で雪を踏み締める音やピッケルを刺す音が聞こえる。
苦しい息遣い、心臓の音、それらも聞こえてくる。

無音が擬音を超える。

そんな最高な漫画。

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