夜明けとともに、くじゃくの尾羽根が…!?
壮大なインテリアに目を奪われます♪


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姫君が嫁いできてから千と一夜が過ぎる頃には、人嫌いだった王様も姫君の献身的な愛情によってすっかり優しい王様へと変わり、長らく夜で覆われていた国には夜明けが訪れます。
その空色はどこまでも晴れやかで、二人は末永く幸せに暮らしました。
 

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召使と同じく王様の魔法で宝石から生み出された踊り子が、姫君にお化粧を施しています。
「姫様にお似合いになるのはどんな色でしょう。」
そっと踊り子が姫君の閉じられたまぶたに乗せた色は、まだ見ぬ夜明けの明るい空色でした。#千と一夜が明ける頃 

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「木の陰にいる、あなたは誰?」
姫君の問いに姿を現したのは、魔法の力で白い茉莉花から人の姿を得た姫君のための召使でした。
その姿を見た姫君は
「私、この王宮に一人でとても退屈だったの。話し相手になってくれないかしら。」と優しく微笑みかけるのでした。#千と一夜が明ける頃 

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魔法使いの王様の花嫁として"夜の王宮"へとやってきた姫君ですが、静まりかえった王宮から出迎えてくれる家来は誰一人としていません。
不思議に思い辺りを見渡すと、突然花と宝石が頭上からふわふわと、まるで姫君を歓迎するように降り注いだのでした。#千と一夜が明ける頃 

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