「Aではない君と」(薬丸岳)
罪を犯した人が心から反省する、償うとはどういうことか、またそれに寄り添う覚悟の重さについて、罪を犯した少年の父親の視点から丁寧に描いた作品。ミステリーの肝である動機が終盤まで明らかにされないのも少年の葛藤が表れていると思った。

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