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高校時代、女に不自由しなかった。でもその後はサッパリだ。同窓会で彼女と会う。片想いをシカトしてた同級生だ。垢抜けた。誘い出し、抱いた彼女が涙を流す。愛おしい、と感じた矢先、彼女のスマホが着信した。「3番目の彼だ」。足早に彼女が出ていく。胸が苦しい。俺はこんな思いをさせていたのか。
fleet
原稿の禁断症状で落書きが止まらないですわ
これはもっと夜更かししたいカリムくんと目の前の同級生に圧をかける従者
演劇部の同級生が女優になった。高校時代、僕は脚本、彼女は芝居に夢中だった。「私は夢を果たしたよ。君も脚本賞を必ず取って」。何度も挑み、選に漏れる。今やしがない勤め人だ。「人生の脚本は意外過ぎたね」とお腹の大きな妻が笑う。そうだな。お前が雑誌に撮られたのも、その相手が僕だったのも。
「高2も同級生か」。腐れ縁の彼が笑う。新年度、昇降口にクラス分けが張り出されてた。名前に喜んでるのを見られてしまう。「意地張らず恋心を認めちゃえよ」。君も好きな相手を言わないじゃん。私だって内緒だよ。大好きだ、と胸で呟く。いつか素直に告れるかな。張り紙の一番上、今年も同じ担任に。
同級生とバーを出る。誘った彼は距離を縮めてこなかった。誰とでも寝るビッチーー。大学でそう噂されてるのは知っている。断った男子たちが震源だ。「ごめん、真に受けて」。真摯な彼に切なくなる。緊張で乾いた唇を舌で湿らせ、勇気を奮い囁いた。試してみますか? 好きです。未経験でもよかったら。
「告られるのかと思ってた」と彼女が笑う。大学の同級生で目を引く美人。飲みに誘って応じてもらえ、切り出せず、店を出た。「噂を聞いた?」。図星だった。誰とでも寝るビッチーー。切なげな彼女を見つめ、胸が痛む。ごめん、真に受けて。「いいよ」。呟く彼女が下唇を小さく舐めた。「試してみる?」
ごめん、あまり上手にできなくて――。毛布にくるまり高校の同級生の彼女に詫びる。「ううん。むしろ嬉しいよ。君は仲間がイケメンばかり。遊んでるかと思ってた」。そういうことにくたびれたんだ。嫉妬も荒くて心が削れた。柔らかい女性の肌に口づける。ずっと僕は受け身だった。抱く側は初めてなんだ。