その7!

「名無しの森」が「名無し」と呼ばれるゆえん…
それは「森」が名前を奪うことにあります。

「霧」の中にずっと居ると、自分が薄れたようになって、他の人の記憶からさえ消えてしまう…。

「森辺の民」は「森」から名前を奪われないように「仮名」を名乗っています。

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五日目! いつか? いつかっていつ?(?)

こっちの世界は一年365にち。
ぼくの世界は200にち…くらい。

ひと月が約二十日間あって、
「期」で分かれてます。一年は十ヶ月単位!

昼には双つ月、
夜には三つ子の月が浮かんでるんです。


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その5!

「歌姫」さんのおはなし。

「骨」は放っておくと朽ちてしまいます。
「霧」に飲まれ、獣を退ける力を失い、「森」の中にやがて消えてしまう…

その手入れをする人たちが歌姫さんたち。
彼女たちが歌を捧げることで「骨」は力を取り戻し、
「森」の脅威を退けるのです。

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その3!
「骨」っていうのは、昔の大きな生き物が遺したもので、人の住む街…骸を守ってくれています。
遥か昔に人々を襲ってた悪い獣から「骨」の元になった生き物が守ってくれてた歴史。

ぼくの世界の人はこの生き物と歌でコミュニケーションを取っていたそうで今も…文字数!ヒー

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