多賀城「わらわのおススメを聞きたいじゃと?ならば『おもわく姫』が良いのだ。多賀城の古代米で造った、ワインのような味わいとほのかな酸味が特徴の日本酒なのだ。美容や健康に良いと言われておるから、女性への贈り物にもぴったりじゃぞ。ふふふ、すごいじゃろ!」

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新府城「…躑躅ヶ崎公でなく、私のおススメだと?ならば、水信玄餅はどうだろうか。白州の名水を使った美しい水菓子だが、常温だと数十分すら形を留められない何とも儚い食べ物だ。まるで私のようだな…と、感傷に浸るのは良くない。常に水の様な心でありたいものだ」

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苗木城「よっす!良かったら、アタシのおススメ『とりトマ丼』を食べていってくれよ!地元の恵那どりとトマトを使用した丼で、市内に20種類近くあるんだぜ!なにより、この赤色がいいよな!スタンプラリーもやってるから、アタシと一緒にとりトマ丼巡りしようぜ!」

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真田丸「御屋形様と大坂城殿の命により、拙者のおススメである、こねつけ餅をご紹介しましょう。余った米を洗い、小麦粉を足して焼いた、戦国の世の常用食です。好みで卵や味噌、ねぎを混ぜても良いでしょう。…いえ、拙者は結構でございます。まだ死ぬ訳にいきませぬ故」

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和歌山城「ふっ、待っていたぞ!私はこの、うつぼの揚げ煮を紹介するぞ!独特の歯ごたえと肉厚の味わいもさることながら、うつぼは古来より滋養強壮に良いと言われている。大奥づくりはもちろん、明日の戦に備えて精をつける必要があるからな。ぜひ頑張ってくれ!」

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フランケンシュタイン城「おお!よく来たな!私が是非に勧めたいのが、このハントケーゼ・ミット・ムジークなんだ!発酵したチーズに玉ねぎのマリネをのせた料理なんだが、何と言ってもこの匂いだ!…って、おいおい。どこに行くんだ?たくさん用意したんだぞ!」

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龍王山城「ほぅ、来たか。わらわが所望するのは、天理豆じゃ。そら豆にきび砂糖を絡めた生姜風味の豆菓子なのじゃ。生姜が後を引き、一度食べたら袋を開けるまで止まらぬ旨さじゃぞ。…なに?わらわが用意するのか?あ…いや、実はさっき食べてしまってな…すまぬ」

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丸亀城「やーやー。このあたしがおススメするのは、揚げぴっぴ!生うどんを油で揚げたお菓子で、ぴっぴって言うのはうどんの幼児語なんだよ。ただのフライドうどんと侮るなかれ、アレンジ次第で色々な味が楽しめる優れものなんだ!まぁ、地元民はあまり食べないけど」

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