たくさん思い出ができた夏

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PM4:00
弟たちや鬼丸、鳴狐へのお土産を選んでいます。
鬼丸たちには鶴丸が選んだ酒を贈ることにしましたが、弟たちへの土産がなかなか決まりません。
二人とも菓子の詰め合わせの数量を確認しては、何回も計算を繰り返しています。
数ぴったりでなければ争いが起こるのです。

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PM1:00
鶴丸お気に入りの茶屋にて一服。
おすすめは蓬の風味と餡の甘さが絶品の草団子らしい。
君にも食べさせたかったんだと言う鶴丸の頬に餡を見つけ、一期が指で掬って口に運ぶと、決まり悪そうに鶴丸は団子をお茶ごと飲み込みました。
なんとなくくすぐったいひと時です。

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AM11:00
町はちょうど何かの祭りの真っ最中。
神社の境内には色とりどりの風鈴が連なり、風が吹くたびに涼し気な音を立てています。
「こんなに沢山の風鈴は初めて見ました」と、一期は嬉しそうにその様子に魅入っています。
鶴丸はそんな一期の顔に目を細めているのでした。

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つるいちしか勝たん!!!!✨🐣🍓✨

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AM6:00
一期一振が顔を洗い終えるとちょうど起きてきた鶴丸と会いました。
まだ半分寝ているようです。
手ぬぐいを貸してくれと言うので自分のを渡してあげました。
顔を洗って幾分スッキリした鶴丸が笑って「今日は楽しみだな」と言ってきました。

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AM4:00
鶏が鳴く前に一期一振が目を覚ましました。
遅くまで眠れなかったせいもありほとんど寝た気がしません。
日が昇るのが待ち遠しい自分に気づいて、これでは弟たちを叱れないなと布団の中で苦笑しました。
二度寝は諦めて、今日鶴丸とどう過ごすか考えることにしました。

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AM2:00
明日のことを考えている鶴丸はまだ眠れないようです。
久しぶりに一期と二人の外出が楽しみで仕方ありません。
明日は一期をどこに連れてってやろうか、どんな顔を見せてくれるかと想像しながら、夜は更けていきます。

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AM0:00
鳴狐と鬼丸が一日粟田口の弟たちの面倒を見てくれるそうなので、鶴丸と一期が久しぶりの外出の約束をしています。
町へ遊びに行くことにしたようです。

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