また、卯月さんは協力者となるはずだった額田先生を喪います。修學館時代に親しかった人全員を亡くした卯月さんは、涙も流せなくなるほど精神的に疲弊してしまいます。そんな彼女の分まで涙を流し、悔しさを叫んでくれたのが、紀子さんだったのです。

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修學館での幸せな日々は、長くは続きませんでした。「#大和国中襲撃戦」による修學館壊滅により、卯月さんは、唯一五体満足で生き延びた「最後の巫」としての人生を歩むことになるのです。

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