元妖精王、オルディウス。嘗て妖精界を治めていた。
非常に高い魔力と知識を持っていたが、傲慢で妖精以外の種族を見下していた。
現在は首だけで生かされており、宝物庫で管理されている。

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魔族化したバネッサ。
妖精界が魔族に支配された後、エルフ王以外の王族は全員処刑されたが、民から人気があったバネッサは魔族として生まれ変わらせられた。
脳を弄られ幼児並みの知能しかなく、魔法も使えない。
現在はアニーとリトリーが世話をしている。

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エルフ王の娘、バネッサ王女。
エルフとサラマンダーのハーフで、炎系の魔法を得意としていた。
心優しい性格で、どんな相手でも差別せず接していたため、民からの人気は高かったようだ。

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傲慢の悪魔の血を引いたとされる魔族、ジェアニィ。人間界では「ランプの魔神」と呼ばれているようだ。封印から解いてくれた者の願いを(それが誰であろうと)叶えてくれるが、ジェアニィの思い込みによって叶えられ、願った者の末路は悲惨なものとなる。一人称は「吾輩」。

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暴食の悪魔の血を引いたとされる魔族、モズ。愚鈍そうな見た目で喋りも遅いが、妖精牧場のオーナーや魔王城での料理長など、様々な業務をおこなっている。目は複眼になっており、子どもたちに怖がられないよう豚の皮を被っている。一人称は「俺」。

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嫉妬の悪魔の血を引いたとされる魔族、チーヂィ。16の目を持ち、妖精界のほぼ全土を監視している。布の中は空洞で、剥いでもそこに”彼”はいない。魔族の中では珍しく妖精にも友好的。しかし非常に嫉妬深く、自分を第一に置かれないと怒って体の部位をもぎ取り人形にしてしまう。

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世話役、クージ。リトリーたちとおなじ人形だが、魔族侵攻前、妖精たちの危険な実験に巻き込まれたジャックフロストの魂が宿っている。様々な実験台にされたが、魔族侵攻により解放された。現在は首だけとなったエルフ王の世話を悪意を込めて行っている。一人称は「ぼく」。

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魔界を治める魔王。怠惰の悪魔の血を引いたとされる。
鎧に身を包んでいるが、その中は空。本体がどこにいるかは幹部すら知らない。
聡明でカリスマ性もあり、ほとんどの魔族から慕われている。
ある件から、妖精たちを憎んでいる。一人称は「私」。 

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憤怒の悪魔の血を引いたとされる魔族、キルギス。他人の怒りの感情を吸い取り、それを自身の力に変換する力を持つ。
”彼”の中には数多の怒りが存在し、その怒りの数だけ”彼ら”がいる。
両腕の鎌は硬い岩すら容易く切り裂く。
一人称は「我々」。

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魔界TVの人気MC、アニーとリトリー。元は妖精国の王女バネッサが持っていた人形だったが、魔王の魔力が注がれ、自ら意思を持ち動き出した。
MC中のリトリーはハイテンションだが、普段は落ち着いた話し方をする。
ちなみにふたりともメス個体。
一人称は両方とも「わたし」。

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