「ヒラムシ」
海に住む平べったい生物。雌雄同体だが一部の種は繁殖期になると生殖器を使って文字通り雌雄を決する戦いを行い、敗者が勝者の子を産む。この戦いはペニスフェンシングと呼ばれ熾烈を極め一時間続くこともある。画像はイメージです。

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「カラッパ」
守りに入る生き方。カラッパは過剰な全身鎧を備えた見るからに硬そうなカニの仲間。足を埋めて腕を閉じると一分の隙も無い。だがその姿はまんじゅうみたいでちょっとかわいい。英語圏では恥ずかしがり屋のカニと言われている。画像はイメージです。

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「テヅルモヅル」
苦手な人は検索するのも憚られる姿。まさに触手!触手!触手!クトゥルフ神話に素で出られる。海底に住むヒトデの仲間で腕が分岐しまくったらこうなった。自分の腕をどう動かしているか理解しているのだろうか?画像はイメージです。

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「カントウイドウズムシ」
1889年、東京都内の井戸から新種の地下水生プラナリアが発見された。ところが井戸は埋められこの生物の消息は断たれた。76年後、茨城県内の2つの井戸で再発見。現在この生物が確認できたのはこれらの井戸だけである。画像はイメージです。

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「ボルバキア」その2
雄を抹殺し雌だけを繫栄させようと暗躍する細菌。その動機は卵には寄生できるけど精子には寄生できないから雄が邪魔という凄く利己的なものだったらしい。この細菌の生成するタンパク質は「オスカル」と命名されたが「雄狩る」の駄洒落である。

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「ボルバキア」
昆虫や様々な生物に寄生し執拗に男性のみを抹殺する細菌。ある種では雄を性転換して雌化し、ある種では雌に単為生殖能力を与え、雄の子孫の孵化を阻止して抹殺する。雄を滅ぼし雌が繁栄するように生物の体内で暗躍してきた。画像はイメージです。

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「ボネリムシ」
海中の穴に潜みT字型に分岐したとてつもなく長い吻だけを出して海底の有機物を漁って食べている。これは雌の姿。雄はごく小さく生殖機能以外が退化していて雌の体内に取り込まれ、寄生して暮らす。画像はイメージです。

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