仏教の五大 お師匠📿

弟子達の要素を当てはめた後に残った要素が「空」でして
仏教の空=実体のないもの・空虚の意を思い出してイヤアァァァとなりました

1 4

仏教の五大をキタンのみんなに合わせました かわいい弟子たち編
色も性質もマッチしててキャラ(役柄)設定すごいね

2 10

ほ「暮露暮露団」
ぼろぼろとん。語呂が最高。鳥山石燕の『百器徒然袋』に見られる布団の変化。石燕十八番の創作妖怪と考えられている。


1 1

ふ「風狸」
ふうり。中国や日本に伝わる不思議な獣。猿に似るが夜間鳥の如く滑空する、殺されても口に風を受けると復活する、或る種の草を鳥に翳して落とす等風変わりな伝承が残る。
狸や鼬っぽい姿でソシャゲに登場、また由来の活動名を掲げる音楽ユニットが存在した。


4 16

ぬ「沼御前」
福島県は沼沢湖の主。大蛇の妖にして二丈もの長髪を有する美女に化けられる理想のハイスペック主。近隣の村人を惑わし、時に害した為討伐されたとも、実は生きており少女を拐かしたとも。少女を?ふーん。討伐後建てられたとされる沼御前神社は現存する。


4 10

な「茄子婆」
比叡山延暦寺七不思議の一つ。夜中に現れる茄子のような顔色のお婆ちゃん。かなり不気味だが信長による焼討ちの折に鐘を撞いて危機を知らせた等只者ではなさそうな話が伝わる。生前に殺生した女官が罪を悔い、仏の慈悲で山に住む事を許された姿とも


4 11

と「百々目鬼」
難読漢字頻出ネーム。石燕の妖怪画より。生来の腕の長さを悪用し盗み(掏摸?)を働いていた女性の腕に鳥目(金銭。銅銭の穴が鳥の目に見える事から)の精が憑き、無数の眼となって現れたもの。石燕お得意の言葉遊びによる創作説が濃厚だが設定としてはまあまあ重い

1 2

て「天狗車」
京都市芸大芸術資料館所蔵の百鬼夜行絵巻で確認される、正面にどでかい天狗の顔が据わった牛車の化け物。センスしかないデザインは妖怪に纏わる創作で度々引用され、海洋堂から「天狗車」の名称で立体化も果たしている。似通った姿を持つ「朧車」との関係は謎

3 10

ち「チクリ」
東海坊散人なる人物が昭和時代に制作したとされる『妖怪尽くし絵巻』に載る恐らくオリジナルのモンスター。妖怪研究・蒐集の大家湯本豪一の著書で紹介されブレイクした。蠍のボディに浮世絵調の女性の首が乗った強烈なビジュアルはクラスタを惹きつけて止まない。

18 24

そ「そうはちぼん」
石川県羽咋市に伝わる怪火。名前の由来でもあるシンバルのような仏具に似た形状の発光体で、群れて飛行する。当地の公務員に「UFOでは?」と着目され「UFOのまち」として国際シンポジウム開催、博物館開設にまで至る町おこしの端緒となった。地元想い?

5 13

す「すりばちこぞう」
摺鉢は道具の妖怪化を描く絵画で度々モチーフに採用され、S級ロングセラー『ねないこだれだ』を始めお化けが活躍する絵本を多数手掛けるせなけいこの『おばけいしゃ』にも登場。棚から落ちて割れてしまいお化け診療で評判の医者を訪ねる。どうしろと

2 7

し「しだい坂」
島根発。三瓶山方面へ歩いている道がどんどん登り坂に変化し、驚いて見上げると坂全体がのしかかってくる。見上げれば見上げる程背丈が伸びる系妖怪「次第高(しだいだか)」の派生個体説が提唱されているが、道そのものが化かすスタイルは独自性に富み趣深い。

10 11