『【24秋サイン】【小説】素敵な日曜日【抽選】』
『#アルファの寵愛 ~パブリックスクールの恋~』番外編
当落メールが配信されたようです。
お申込みいただいた皆様、ありがとうございました🩷
サイン本はサインの他に落款と先日購入したばかりの(笑)ハンコを押させていただいております😊

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メロンブックスさんでラルバちゃん本の予約受付けが始まってるみたいです!
イベントに来られないかたはぜひご利用くださいな!

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【短編小説】#読了
宮本輝「螢川」

人里離れた夜道を千五百歩進んだ千代。
絢爛たる螢の乱舞、見ることができるか?
螢が出なかったら、富山に残ろう。でも、もし螢の大群に遭遇したら、大阪へ……
色気を感じる、美しい文章。静かな感動を味わいました。

0 65

【短編小説】#読了
筒井康隆「家族八景」

他人の心を読み取れる家政婦、七瀬。
住込み先の人に、心の中で嫌味を言われたり、Hなことを妄想されたり。恐ろしい事実を知ってしまったことも……
純文学で用いられた「意識の流れ」をエンタメ小説で活用している事に感心しました。

0 67

【短編小説】#読了
都筑道夫「怪奇小説という題名の怪奇小説」

第1章の題名は……*?
「私は何を書くか、迷いに迷って、題名もつけられない」
第2章の題名は「盗作のすすめ」。マーク・ルーキンズという作家の作品を盗用してる……
本書そのものが怪奇じみているような。

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【短編小説】#読了
マッケン「パンの大神」

脳髄を弄られた少女はどうなったのだろう。
「哀れなものだ。この女はパンの大神を見たのさ」
美しいボーモント夫人に関わった男たちが、次々と自ら命を絶った。夫人の正体は……
マッケン文学、面白いです。翻訳者の平井呈一さんに感謝です🙏

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【短編小説】#読了
ホジスン「夜の声」

「おぉーい、そこの船よぉー!」
星のない夜、航海中の船に呼びかける声が。
ボートに乗っていた男は語り出した。愛する人と一緒に、キノコがいっぱいの島に上陸した話を……
キノコは好きですが、自分の体から生えるのを想像したら鳥肌が😨

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【短編小説】#読了
マッケン「恐怖」

ウイリアムズ家の五人が殴殺された。頭を粉砕された後も、めった打ちにされて。
森の中で、ガサガサ、ザワザワ音がする。何千人もの人間がいる?
訳のわからぬ恐怖を感じたし、ミステリーとしてもすごく面白かったです。

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【短編小説】#読了
エンリケス「わたしたちが火の中で失くしたもの」

顔と腕に火傷を負った、地下鉄の女の子。
車両に乗り込み、乗客の頬にキスする。自分を燃やした男のことを話す。
似たような事件が、国中で起きているらしくて……
自分自身に火をつけようと思う心理、私には理解できません。

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【短編小説】#読了
筒井康隆「時をかける少女」

理科実験室で、ガラスの割れる音が。
「だれ? そこにいるの……」
ラベンダーの匂いを嗅いだ和子。その後、時間を跳躍することができるように……
甘くて切ない、未来人との出会いと別れ。
素敵な話だなあ、と素直に感動しました。

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【短編小説】#読了
岡本綺堂「青蛙堂鬼談」

三本足の蝦蟇、目隠しされた猿の仮面……
本書の怪談話、どれも妖しさと上品さを感じます。
一本足でありながら、男の足も及ばないほどに速く移動したお冬。夜になると、人の血を嬉しそうに舐るのだとか。印象に残る鬼女です。

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【短編小説】#読了
ヒル「二十世紀の幽霊」

映画館に、女の幽霊が現れた?
「女の人はどんな話をしていた?」
「話し相手が必要だって話してた。映画を見て胸がときめくと、人に話をしたくなるって」
女の幽霊が鼻血を流した時、ポケットに手を入れて拭けそうなものを探す少年、優しいですね。

0 16

【短編小説】#読了
ヒル「ブラック・フォン」

黒いヴァンに乗った男に誘拐された少年。
地下室で、黒電話が鳴り響く。少年は受話器を耳にあてた。聞こえたのは……
「いいか、きょうがその日だ。やつがおまえに武器を残していったことを伝える」
少年、勇気を出しましたね。怖い思いを沢山したけど。

0 19

【短編小説】#読了
ブラッドベリ「とうに夜半を過ぎて」

崖から海へ半ば枝を張り出している樹木を見つけた少女。
枝にロープを結びつけ、自分の頸を入れる輪をつくり……
「なんてえ恐ろしい場所で死んだんだ」
「どんな場所だって、そこで死ぬとなりゃ恐ろしい場所さ」
暗い話ですが、表題はお洒落。

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【短編小説】#読了
ドストエフスキー「白夜」

夜中、神秘的な女性に出会った。
「ぼくの手が震えているとすれば、あなたの手のような美しい手で握られた事がないからです」
「あたしはそういう臆病さが好きですわ」
互いに空想家で、会話が弾んでますね。
一緒に歌う場面が微笑ましい😊

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【短編小説】#読了
尾崎翠「第七官界彷徨」

人間の「第七官」に響くような詩を書く?
第六感を超えた感覚とは?
淡いこやしの臭いが、ピアノの哀しさをより哀しくした。音楽と臭気、二つ以上の感覚が重なって生じる哀感を詩に込めて……
分裂心理や蘚の恋愛の話も面白かったです。

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【短編小説】#読了
尾辻克彦「国旗が垂れる」

お正月、玄関に国旗を出した。
「お正月の空気は、工場の煙も自動車も止まり、一年で一番キレイな空気です」
「皆が家に籠り、町の全体が白地に赤い日の丸となる。日本の国旗はお正月の為にあると思います」
なるほど。発見があります🇯🇵

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【小説】とうとうこのシーン(イメージ)を書くときがきた。

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