目線を足元に落とし、背を猫のように丸めた少年がおずおずとした様子で口を開く。
「あ、えっと、僕は墨笠銀茲。この字でギンジ、って読むんだ。えっと、その、よろしくね。」

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人懐っこい笑みを浮かべた赤い目が印象的な少年が言う。
「次は僕かな!僕は九ノ重晴臣。好きなことは楽しいこと、よろしくね!」

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