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高校帰りの駅前で「また明日」と彼が言う。私は無言で微笑んだ。彼はこのあとお茶しに行くのだ。気づいているよ、部の後輩女子に好かれた君が、まんざらでもないと感じてること。また私だけを見てほしい。作り笑顔で2か月待った。限界だ。もう2人に明日はない。ホームから、私はふわりと飛び降りる。
また明日。高校帰り、微笑む彼女に声をかけ、駅で別れた。それから部の後輩女子とお茶をする。後輩は僕が好きなのだ。後ろめたさを感じつつ、悪い気はしなかった。あれから3日。当たり前には明日は来ず、もう不実も謝れない。彼女の笑顔を見るのが苦しい。ホームから転落し、還らぬ彼女の遺影が滲む。
「部長の第二ボタン、私が貰っていいですか?」。卒業直前、同じ部活の後輩女子が呟いた。なぜ私に断るの? 彼は単なる腐れ縁。大学も一緒とは思わなかった。彼女いないし告っちゃえば? そう言うと、後輩が唇を噛んで涙ぐむ。「そんな余裕も、独りの理由も気づいてない。先輩が妬ましくて嫌いです」
また口のきけない女子が増えた。知らぬ間に近づかれ、好意を抱かれ、告らぬままに泣いて僕から去っていく。「片想いの自滅ですよ。先輩は悪くありません」。高校の後輩女子に慰められる。強く優しい後輩に、僕は次第に惹かれていく。彼女はずっとつかず離れずだ。自滅に怯え、僕もほどよい距離をとる。
おはようございます☀
昨日は少女のイラストを描いて、気分転換で少し運動のため散歩に行ってきました
【先輩を起こす元気な後輩女子】
せ〜んぱ〜い、どうしてこんな所で寝てるんすか?起きてくださ〜い!