「ちょっと待ってて」
彼がそう言って急いで財布を取りに行気、かえってこなかったのがもう何日も前の事になってしまった。あの時の事を思い出しては、自分にイライラする。でも、もう怒るつもりはない。草葉の陰に隠れていないで出てくればいいのに

0 2