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ずっと推してたアイドルが、卒業を発表した。「恋の歌を歌ってたけど、恋愛経験ゼロなんだ」。最後のライブが跳ねた夜、手を握られて、囁かれた。「いつしか君を気にしてた。教えてほしい。この感情が恋だよね?」。どうだろう、と僕は彼女の手を離す。推していたのは偶像だ。同じ地平の女子じゃない。
改選で生徒会に加わった。「つきあって」と先輩に囁かれる。僕は恋愛経験ゼロだけど、一目ぼれされたらしい。頷く僕に「一人きりで辛かった」と俯いた。鍵のかかる備品室で、先輩が制服のボタンを外し始める。さすが年上、急展開だ。腕まくりした先輩が「つきあい感謝。私は書類運ぶから、君は机ね❤」