「私たちの身体は、感覚を刺激する無秩序な感覚与件の流れを、「記号が組織する意味の場」、つまり私たちが現実と呼ぶものに絶えず織り込んでいる。この創造の衝動は、目覚めているときも夢を見ているときも、私たちの意識生活のなかで常に作用している。」(『動物たちが夢を見るとき』青土社、P182)

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「生存形式と生活形式のちがい▶︎後者は窓ごとに意味の場が存在する。」

NHK-BS1
欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル

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彼は誰の「意味の場」も認める。この心やさしさは宗教と芸術を論じる場面にあらわれて<対話>しなければ自分がわからないことを書く。これを古代ギリシアに行った人は誰で、記した人は誰だったか。ただし、彼の論考を根底から覆せる言説があるとは思えない。なぜなら世界は存在しないのだから。

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