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会社帰りにバーで飲む。10年前の学生時代、彼氏未満のあの馬鹿と、よく訪れた。「お互い30歳で独身だったら結婚しよう」。そう言ってたのに、就職後、年下女と入籍した。私は今日で30歳。男なんて、と痛飲する。「結婚するか」。振り向くと、懐かしい顔がある。重婚じゃない。「1年前、離婚したんだ」
(๑˃̵ᴗ˂̵) こちらは、貧血うさぎさん(@ketuusage3)に描いていただきました。天使コスのゆゆにゃんをお願いしました。
天使の羽根をつけてこちらを振り向くゆゆにゃん、可愛い可愛い(*´ω`*)
ラッパでシャボン玉いっぱい飛ばしてて楽しそうね♪
高校の一学期、隣のあいつに筆記用具を何度も借りた。呆れられ、僕の好意は伝わらない。二学期の席替えで、彼女は後ろ側の席になる。消しゴムが見つからない。隣の女子に借りかけた時、机に何かが飛んできた。振り向くと、また彼女が呆れてる。消しゴムだった。「もう忘れ物しちゃイヤ」と書かれてる。
なるべく毎日投稿386日目
※クロス注意
知り合いからの相談事を終え、ゲゲ郎は人気のない夜道を歩いていた。
(少々疲れた…帰って風呂に…)
ゾクッ
唐突に全身の毛が逆立つほどの緊張が走る。
それは格の高いモノの気配――背後だ。
振り向くより先に、肩に手を置かれる。
≪うちの子知りませんか?≫
面白みがない――。30歳でまた恋人に捨てられた。初カノを思い出し、今さら悔やむ。読書が好きな高校の同級生。真面目すぎ、僕から別れを切り出した。デートで通った本屋の前を通りかかる。恋愛の指南書でも買ってみるか。「必要なの?」。振り向くと、書店のロゴのエプロン姿。懐かしい顔が笑っている。
駅構内でショパンが聴こえる。10年前の高校時代、恋をした音楽教師が、放課後に弾いてくれた。一方的に告白し、学校中の噂になる。先生は教師を辞めた。ストリートピアノを耳にして、初恋が蘇る。少し疲れた奏者の背中に、大好きな曲なんですと声をかけた。「僕もです」。懐かしい笑顔が私に振り向く。