サラ・ウォーターズでいえば、『半身』も実はお嬢様もいるし、メイドもいる作品。映像化もしています。雰囲気はこちらもおすすめ。

日本版は表紙が変わりましたね。
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メイドブームの伝説的作品『殻の中の小鳥』から、キャラの立ち絵。この時代の人気作品のメイド服を知る意味で。

ミニなのです。

『E LOGiN』1996年6月号p.26、p.36から。メイド服が青いのは当時の再現可能色の制限から。

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『ああっ女神さまっ』8巻扉絵(1993年)、合宿先の洋館で出会ったメイドとの短編は非常に美しく、「日本のメイドさん漫画」として完成度が高く、短編部門で、Myベスト3に入る作品です。

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1998年にアンドロイドのメイドが家にくる『戦うメイドさん!』、1999年に「日本のメイドさん萌え」ルーツとしてあげる人も少なくない『まほろまてぃっく』が刊行されます。

続く2000年の『花右京メイド隊』は、ひとつのピークと言えるでしょう。

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漫画の世界でメイド主役作品も姿を見せていきます。メイドロボの『鋼鉄天使くるみ』は1997年に始まり、1998年には先述の柴田氏による『サライ』も刊行されました。

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「メイド」「家政婦」「ファミレス」を融合させた漫画が1996年『マイホームみらの』です。みらのは家政婦で、ファミレス制服を観察したり、自作したメイド服的な制服で仕事をしたりしました。「メイド服キャラ」が一般家庭に入る転機の一つとも言えます。

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『PuchiCarat』、『スーパーリアル麻雀P7』もメイドキャラがいました。前年1996年には『エターナルメロディ』と『わくわく7』(メイドロボ)がありつつ、『サクラ大戦』のアイキャッチでメイド服がでてきています。

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1997年、ゲーム『プリンセスメーカー ゆめみる妖精』でも、主人公のバイトに「メイド」が加わり、かつ「メイド」エンディングが追加されました。『ゆけゆけ!!トラブルメーカーズ』では、メイドロボが主人公になりました。

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1993年は『ああっ女神さまっ』8巻で「洋館・幽霊・メイド」を描いています。同年永野護氏も『CHRACTERS 6 / BASIC ART OF THE FIVE STAR STORIES / TWIN TOWER』でメイドの解説をし、私はここで「午後服」を初めて知りました。

画像は8巻巻頭から。

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