ミルトン・グレイザー逝去。時代、作家性、仕事がリンクしたいいアーティスト人生ではなかったか。どこが?と聞かれると困るが、影響を受けた。彼については『グラフィック・デザイン全史』(淡交社)の僕が翻訳担当した章もご参照を。
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古典のディティール研究。前にも紹介したアレックス・カッツの油彩『黒と茶色のブラウス』(1976)。サイズは縦 182.9 cm × 横 152.4 cm。1988年には懐しのシード・ホール(現在の無印良品渋谷西武店)の『アレックス・カッツ展/透明な都会の日常』展でも公開。

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またも古典。ジャスパー・ジョーンズの『The Critic Sees II』(1964)。素材は石膏の上に、「スカルプ=メタル」なる、素人向けの造形素材(乾燥すると金属っぽい仕上げになるらしい)を塗ったもの。ガラス板もはめ込んである。(贋作でも作るのか、自分。)

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ケン・ラッセルが1962年に演出した番組『Pop Goes the Easel』。ピーター・ブレイクほか、イギリスのポップアート作家4人を紹介したドキュメンタリー。大戦後のアメリカ文化への距離感が興味深い。ホックニーの下手なダンスも見られる。
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ブロンズの上にラベル等の意匠を描いた、ジャスパー・ジョーンズの『塗られたブロンズ』(1960)があって、ジェフ・クーンズがステンレス・スチール製で風船を形どった『ウサギ』(1986)がある。クーンズは、割と、美術史に準拠しようというタイプの作家。

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では、名画でも。アルブレヒト・デューラーの『野うさぎ』(1502)の細部(のみ)。ウィーンのアルベルティーナ美術館で撮影。上手いよね〜としか言いようがない。

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