ゲンダルが軽く別れの挨拶を交わした後、広場へと足を進めた。シロエはクロア達に元気よく手を振ると、慌てて師匠の背中を追いかける。
そんな二人の後ろ姿を見て、まるで親子のようだなと、クロアは内心思っていた。

 第七章より

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「そういうことを言ってるんじゃない……失礼だと言っている!!」
「だからって急に斬りかかることないだろ~。ほんっと、おっかない奴だなぁ」

 第七章より

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