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Hoshino Lives Matter
FumiAkiko Calendar 2021
<3月>
「春の海の音が聞こえてくる」
絵:星野文昭(制作2001年)
詩:星野暁子
命と人権を奪う獄中医療を許さない!
星野国賠訴訟をご支援ください。
星野文昭が絵を描き始めたのは、1987年に無期懲役が確定し、徳島刑務所に移管されてから。
当初は、手紙に絵のカットを描くことさえ、暗号になるからだめだと言われた。
申し入れの末、1カ月に1時間、絵画クラブで描けるようになった。
独房で絵の具を持つことは、ようやく2000年になって許可された
星野文昭は、米軍基地をそのままにした日本復帰に反対した沖縄の人たちと連帯して闘った
半世紀近くたつが、いまだに米軍基地はそのまま、今、辺野古に新基地建設さえ強行されている
沖縄の闘いは連綿と続き、星野の闘いは監獄の中で続いた。連帯をこめて、多くの沖縄の絵を描いた
セレクト6点
若い人たちに、ほんの50年前、この日本で世代丸ごとと言っていい多くの若者たちが、より良き社会をめざす行動に立ち上がったことを知って欲しい
星野文昭と同世代の人たちに、無実を叫ぶ監獄で、あの時代の理想と志を44年間守り抜いた人間がいたことを知って欲しい
そんな星野文昭の絵を見て欲しい
➁母と子、チェルノブイリの願い
・福島の願い(2014年)
獄中結婚した星野文昭と暁子に子どもは
いなかったが、文昭は、妻暁子が母となって
抱く子どもとの絵を好んで描いた。
自分たち夫婦の子どもであり、また、
世界がはぐくむ子どもたち
星野文昭は2011年3・11福島原発事故以降、
フクシマに思いをはせる絵を多く描いた
一つは、チェルノブイリ原発事故の放射能
被害に苦しむ子どもたちと重ね合わせて
もう一つは、放射能被害で損なわれた福島
の風景
前者の4つの連作
①暁子、チェルノブイリを生きる子を
抱きしめて(2013年)
「辺野古の浜、沖縄の姉妹(2016年)」
画/星野文昭
暁子さんの詩
「命どう宝
命どう宝
命こそ宝ぞ
おばあが 教えてくれた はちまきをして
辺野古の 浜に立つ
今日も 座りこむ ゲート前
機動隊に 排除される おばあたち
今日も 排除されて
明日 また座り込む
(続)
沖縄闘争のえん罪で監獄44年
星野文昭は監獄から沖縄の絵を描く
「沖縄、地熱熱く(2015年)」
暁子さんの詩
「エイサー
太鼓を たたいて
エイサーが 始まると
自然に 身体は 動き出す
踊り始めた 人々の
あいの手
なつかしい
ともに 生きる思い
心に刻んで 生命の リズムを
呼び起こす」
無実のえん罪囚が監獄で描き続けた。
幽閉44年、2019年5月、無念の獄死
星野文昭絵画展
●2020年10月2日㈮〜4日㈰
●クリエート浜松 ふれあい広場
●入場無料
★獄中結婚された妻の暁子さんの講演会を
会場内で開催
10月4日、午後2時
暁子、チェルノブイリを生きる子を抱きしめて
(2013年)
星野文昭さんは無実です!
死亡した警察官を殴打していないし、「火炎
ビンを投げろ」と指示もしていません。
物証は何もなく、証拠はデモに参加した6人
の供述調書だけ。そのうち5人は公判で
「星野さんがやったのを見ていない」と真実
を証言。残りの一人は証言拒否。
続
追悼 星野文昭さん
獄死・国家犯罪を許さない
FumiAkiko Calendar 2020 〈4月〉
絵:「人類を支える伴走者)(2019.4.27)
詩:「病床の日々に」星野暁子
星野・国賠裁判に勝利しよう!