嵐の後、波がおさまり心が穏やかになる時を主人公すずを見て感じた。異常な環境で常にその中で凪の様に佇む彼女の普通さこそが改めて戦争へ悲惨さ今の暮らしの尊さを感じ取らせてくれる。そこに住む人自身がこの世界の中心で、物語の主人公なんだと。

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