昭和31年、日本で政財界を牛耳っていた龍賀一族の当主、龍賀時貞が死去する。その翌朝、時麿が何者かに惨殺される。犯人候補として捕らえられたのは、行方不明の妻を探すため村に現れた謎の男・ゲゲ郎だった。二人はおぞましい真実を知ることになる。

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