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ポエムを考えるのはわりと好きなのですが、しみじみと気に入っているので掲載。
再録本の袖に対を成すように配置しています。
粘度高めの愛。
『海のコウモリ』を読んだ。
この本の袖には、”詩的な海のメルヘン” と書評が載っていますが、読者が目の当たりにするのは、漂う濃い潮と火薬と暴力の臭い。
物語後半、主人公が覗いた地獄絵にはコウモリに似た鳥が飛び、いじめや差別が蔓延る現実とおぼろげに重なって、重厚な読後感を残していきます
ちなみに今回の単行本の袖にある絵の写真は、小さい頃の狂った様に読んでいた、敬愛する荒木一成先生@araki_kazuyan の「立体恐竜図鑑」に出てくるアロサウルスです。4歳くらいの時の絵ですが、よく父と一緒に模写していました。