間に合った。
こちらを見て驚いた顔をするサヤカ。
その前に立っていたウタねぇちゃんが、見たこともない顔でこちらに振り返る。

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醜い感情に支配される。

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※残酷な表現があります

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本祭以降の見た目変更です。
・右頬に怪我をしている
・髪留めが左だけになった
・ミサンガを左手にしています

あとはふんわりで大丈夫です 

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少しだけ、また泣いているように見えた。

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少し寒いね、とか 長袖を出しちゃった、とか そんな話をしていた折、彼が「…こないだの返事、だよね」と切り出してきた。

私は観念して頷く。
頭の中で、気持ちは整理してきたはずだ。

「…少し遠回りの話になるけど、聞いて」
「…うん」

私は、膝を抱え直した。

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「…おねえちゃんから、お願いがあるの」

妹さんの目線に合わせてしゃがむ。場所は分からなかったが、水辺なのは確かだろう。この子は、溺れ死んでいたのだから。

「…川とかお水の周りでは…遊ばないようにして…できる?」

こくこく頷く少女に、指切りを持ちかける。

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ころん、と目の前に差し出されたチョコレート。落ち着きたくて、頷いてからそれを手に取った。
口の中に甘みが広がる。目を閉じ、ゆっくりと味わう。
少しずつ、乱れた心が落ち着いてきた。

クレイシくんの方を見て、少しだけ笑って見せる。

「ありがと、ごめん 大丈夫…」

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鍵を勝手に拝借し、ドアを開ける。
野菜の入った袋を玄関の涼しいところに置いて、家を出ようとしたところで気づいた。

一足だけ、サンダルが出しっぱなしになっている。

「…サヤカのいつも履いてるサンダル…?」

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めちゃくちゃ前置きが長くなりましたが、嘱縁の高校生3人組でチームを組みました。通称レジスタンストリオです。
シキくんとエンジくん、そしてS町各位…何卒これからよろしくお願いします…運命に立ち向かうぞ…!!

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