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「八咫烏シリーズ」の第5巻『玉依姫』の表紙で印象的な背景は、
実は阿部智里さんの出身地・群馬県にある大沼の啄木鳥橋(現在工事中で立ち入り禁止)をイメージに使わせてもらっています。榛名湖や榛名富士、赤城山の赤城神社周辺も山内のモデルのひとつとか。
榛名は群馬県の上毛三山の一つ榛名山から。山頂にはカルデラ湖である榛名湖と中央火口丘の榛名富士がある。古来から山岳信仰の対象となり榛名神社が飛鳥時代に建立され現在も存在している。
榛名富士、榛名湖の静謐で美しい情景が描かれている小説です。湖面を渡る雲を眺め、新鮮な山の空気を吸うと、もはや天国にでもいる心地がします。芝生の上に見えるキャンプ、淡紅色のおいらん草の一群、湖面に広がる雨の波紋、湖の向こうに見えるのは氷屋。――現在でも灯籠流しはあるのでしょうか?