不器用で無鉄砲で一生懸命で、どこか放っておけない彼と一緒にいるのは、不思議と楽しかった。
最初はそれがどうしてか分からなかったけれど、彼からのプレゼントを受け取った今ならはっきりと分かる。
「―ありがとう、青」
私は自分でも気づかないうちに、彼に惹かれていたんだ、と。

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