“我比哥哥更高。” 

“更”を用いた比較文。
ここでは「私は兄よりも背が高い」ということだけでなく、「兄」もすでに背が高いが、「私」はもっと背が高いというニュアンスが含まれます。

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“自从”は“从”と同じじゃないですよ~

“自从”は「過去の時間的な起点のみ」を表します。

自从1月份以后,我就没喝酒。
1月以降、お酒を飲んでいない。

自从他离开北京以后,我们一直没见面。
彼が北京を離れてからずっと会っていない。

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“咬”と“啃”は、「歯で物をかむ、かじる」という意味
“咬 yǎo” は「パクッとかむ」に近く、“啃 kěn”は「少しずつガリガリかじる」感覚。

“啃老族 kěnlǎozú” 「ニート」
親(のすね)を”少しずつガリガリかじる”感覚。よくできた訳だと思うが、ちょっと悲しい気もする...

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“坐起来”という表現は、「寝ている状態から、上半身の身を起こす動き」を表します。

つまりベッド等で寝ているときに、「上体を起こす」ことです。

留学1年生の時、ディクテーションのテストで音から何もためらわずに、“做起来”と書いたのは、私です。

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“七窍生烟 qīqiàoshēngyān”
「烈火のごとく怒る」

“窍”とは穴のこと。つまりここの7つの穴とは、
両耳、両目、両方の鼻の孔、口の7か所。
そこから湯気が出るほどなら、「怒りが爆発中」となりますよね。

“他气得七窍生烟。” 彼は頭から湯気を立てて怒った。

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“不要活在别人的眼里和口中”
「(他人の目の中、口の中で生きるな=)人目や噂で自分を見失うな」

主人が我が子に諭していた言葉から。
(訳は少し強引ですが…)

他人の世界観で生きていると、イライラして当たり前。
人目や噂は他人軸。自分軸で生きよう。

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中国語は語順がとても重要

A.“我在家里总想睡觉。”
「私は家ではいつも寝たいと思っている」

B.“我总想在家里睡觉。”
「私は家で寝たいといつも思っている」

A “在家里”は“总想睡觉”にかかる連用修飾語
B “想”の目的語が“在家里睡觉”。家以外で寝たくないというニュアンスを含む

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実は昨夜、子供が発熱。
ばあばサンタの荷物に興奮しすぎ&元旦3連休、そして今までの疲れが出たのだと思います。

熱はあるものの、食欲もあり元気。ありがたい限りです。

添い寝をしながら、ふと。
“觉是外财越睡越来” 「寝れば寝るほど、眠気を誘う」

今年は寝正月決定です😆

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女性が集まれば、中国韓国日本のどの国出身でも、話題は変わらないなと思った留学時代。

“你怎么苗条,根本不用减肥。”
“你们别给我吃宽心丸了。”

「細いんだから、ダイエットなんて全く必要ないわよ。」
「そんな慰めいらないわよ。」

宽心丸(=开心玩)とは「気休めの言葉」

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“我对这次中国语检定考试胸有成竹。”
「今回の中国語検定試験は自信がある」

文與可(ぶん よか)という画家は竹の絵を描くのが上手く、描く前にすでに竹のイメージが胸の中にあったという故事による。

明日の中検、加油!!!

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11月に入り“双十一(ダブル11)”の話題も頻繁に。
中にはこんな会話も...

“你被网托儿骗过吗?”
「ネット上のサクラに騙されたことある?」

“托儿”は「サクラ」のこと。
これだけでも使えますが、“网托儿”や“婚托儿(結婚希望者を装って詐欺をはたらく者)”などの言い方もできます。

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“听说新来的老师是中国人。”
「新しい先生は中国人らしい。」

「らしい」という意味で...
“听说”は外部から何かしらの情報を得たうえで、婉曲な判断を下したこと。

“新来的老师好像是中国人。”
“好像”は必ずしも他から伝え聞いたわけでない、推測のニュアンスが強い。

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貧乏留学時代、お金がなくてボロボロの自転車を購入。でも、少し乗ればどこかが壊れ、その都度修理。案外高くついた気がします。

“一分钱一分货 Yì fēn qián yì fēn huò。” 安かろう悪かろう

※この意味は、高いときにも使えます
値段が安ければ(高ければ)、品質も悪い(良い)

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留学時代、中国語が上手くならない自分自身に腹が立ち、先生に私は頭が良くないから、もううまくなれない、やめた方が良いのではと相談したことがあります

“你想得太多了吧。” 考えすぎだよ

そう言って、勉強を続けることを励ましてくださいました。

あの時にやめなくてよかった。

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“向”は“向前看「前を見る」”と言う風に、前置詞として用いられることが多いです。

“妈妈老想着弟弟。” 母はいつも弟の味方をする。

こちらは動詞で、多くの場合“+着”を伴い「~の肩を持つ、~の味方をする」という意味です。
ちなみに“老+動詞/形容詞”で、「いつも、ずっと」。

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またまた🇨🇳留学中の笑い話

“上门服务”と初めて聞いた時
「ん? 上のドアのサービス? VIP専用ドア? VIPサービス?」なんて思いました😅

”上门服务“とは「出張サービス」

ちなみに“送上门”は「自宅(家まで)配送、自ら進んで提供する」こと。

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我が子は、少し早食いのところがあり、幼稚園の見送りのとき、いつも父親に言われている一言がある。

“你要细嚼慢咽,别狼吞虎咽!”
「ゆっくり噛んで、急いで食べちゃいけないよ!」

中検1級の問題集で出てきた時は、少し鳥肌が立ったことを今でも覚えている😆

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HSKなどでもよく出てくる“偶尔”と“偶然”

“偶尔”は「たまに」⇔“经常”
“我平时不喝酒,朋友来时,偶尔陪着喝一杯。”
日頃お酒は飲まないけれど、友達が来た時、たまに付き合いで一杯飲みます。

“偶然”は「偶然にも」⇔“必然”
“一次偶然的相遇” ある偶然の出会い

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留学中、少し話せ出したと調子に乗り始めた頃

“你的汉语,功夫还不到家啊!”と八百屋のおじさん

この“到家”は「十分なレベルに達する」という意味

つまりここでは「中国語、努力がまだまだ足りんよ!」と言われたのである。その意味も分からなかったあの頃。本当にまだまだでした。

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義母と魚のフライを作っていた時、油がはねて魚の身が飛んできた。思わず義母が

“它崩我!”

“崩bēng”は「(破裂物が他のものに)ぶつかる」という意味。

日本でも「あっ、(油などが)とんできた!」と言うなと一人納得。

義母と立つキッチンは、中国語表現の宝庫です!

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